居宅介護支援
居宅介護支援事業所とは、県の指定を受けた介護支援専門員(ケアマネジャー)がいる事業所です。介護サービスを受けるために必要な「要介護認定」の申請代行や、介護サービス計画(ケアプラン)の作成を依頼する際の窓口となり、居宅において利用できるサービスなどの紹介やサービスの調整、居宅支援サービス費にかかる費用の計算や請求などを要介護者の代わりに行う事業所です。
居宅介護支援とは
主な業務内容
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01
介護に関わるご相談
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02
要介護認定申請の手続き代行
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03
ケアプランの作成
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04
サービス事業者との連絡調整
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05
施設入所・退所支援
ケアマネジャーとは?
ケアマネジャー(介護支援専門員)とは、2000年4月から始まった「介護保険制度」において、要支援または要介護と認定された人が、適切な介護サービスを受けられるようにするために、介護サービス計画(ケアプラン)を作成し、利用者さまの希望や心身の状態等を考慮して、適切な在宅または施設のサービスができるように市町村、在宅サービス事業者、介護保険施設等との連絡調整を行う専門職のことです。
介護保険制度の仕組みは複雑なため、介護が必要になったら介護施設へ行くとすぐにサービスを受けられるわけではありません。このあたりは、病院とは違うところです。
介護施設で、介護を受けるためには、ケアマネジャーに、介護サービス計画(ケアプラン)を作成してもらう必要があります。
ケアマネジャーは、介護を要する方の状況や、家族がどんなことに困っているのかを理解し、計画を立て、必要なサービスを受けられるように、サービス事業者へ手配を行います。
サービス開始後は、利用者とサービス事業者などに継続的に連絡をとり、利用者に状態の変化や不都合がないかを点検し、状況に応じてプランの内容を変更するなど迅速かつ適切な対応をします。
ケアマネジャーは、介護保険制度の中でも、中核を担う役割を持っている職種です。
ケアプランとは?
要介護または要支援の認定後のサービスは、ケアプランに基づいて受ける事になります。ケアプランとは、要支援度、要介護度に応じてそれぞれの認定区分の支給限度基準額の範囲内で一人ひとりに適したサービス計画を立てることです。ケアプランの作成は自分でもできますが、一般的には専門知識を要しますのでケアマネジャーが作成します。
ケアプランの作成は介護保険より全額負担されます。費用の自己負担はありません。